一般的なドアスピーカーはユニットの背面が開放され、ユニット前面とほぼ同じ大きさの音がドア內(nèi)部にも放出されています。この方式はドア內(nèi)部をエンクロージュア(キャビネット)として有効利用でき、構(gòu)造も簡単なことから、ほとんどの純正ドアスピーカーが採用しています。ただ、自動車のドアはもともとスピーカー用のエンクロージュアとして設(shè)計されているわけではないため、ボディパネルや內(nèi)裝材が共振して中~低音の「濁り」や「こもり」が生じやすく、また聴いている音楽が車外へはっきり聴き取れるほど漏れてしまうなど、音質(zhì)や快適さの面では問題點も少なくありません。さらに、走行中にドア內(nèi)部で生じる気圧変化はスピーカーの正常な駆動を妨げ、高速走行時に音量を上げても音楽が耳に屆きにくい原因となっていました。
TBE-1877Tのドアスピーカーは、こうした純正スピーカーが抱える諸問題をまとめて解決する獨創(chuàng)のエンクロージュア一體型。アルミダイキャスト製フロントバッフルと特殊樹脂製バックチャンバーを強(qiáng)固に結(jié)合した高剛性?低共振の高精度アルミハイブリッドエンクロージュアと小型高性能ウーファーユニットとのコンビネーションが、ドア內(nèi)への音の放出や高速走行時の気圧変化などの影響をシャットアウトし、不快な共振やこもり音を抑えたクリアなサウンドを?qū)g現(xiàn)しました。もちろん、信號待ちや靜かな住宅街などで気になる車外への音漏れも防ぎ*、良い音を安心してお楽しみいただけます。
*車外への音漏れを完全に防ぐ機(jī)能ではありません。安全のため適切な音量でお楽しみください。また純正スピーカー(リアスピーカーなど)と併用する場合、純正スピーカーからの音漏れは低減できませんので、音漏れ防止機(jī)能を重視する際はフロント/リアスピーカーを同時にTBE-1877Tと交換するようお薦めします。